ふつーの日、大事な日

なんだか最近すごくて輝いてて元気でパワフルな人しかいないみたい。。。。 私みたいなダメ人間もいるんですよ、という密かなシュチョー

本は ~ディーセント・ワーク・ガーディアン

「ディーセント・ワーク・ガーディアン」 沢村凛 著あれ、なにこれ面白い いわゆるお仕事小説ではありません みんながんばってるから私もがんばろう、みたいな元気をもらう系ではなく、もっと社会派で読みごたえのあるちゃんとした小説でしたこれ、文庫の表…

本は ~残穢

「残穢(ざんえ)」 小野不由美 著怖くなくてよかった~(泣)普通なら不満なんでしょうけど、この著者の「屍鬼」はかなり怖かったから覚悟してたんです 読むのも昼間だけにしたりして(笑)たぶん怖いように書くことはこの著者にとっては簡単だったと思うんですが…

本は ~胡蝶殺し

「胡蝶殺し」 近藤史恵 著歌舞伎の家に生まれた俊介と秋司 俊介はあまり歌舞伎に興味がないのか、稽古には身が入らない 同じ6才の秋司は話し方もしっかりしていて、躍りも驚くほどうまい そんな秋司の父が亡くなり、俊介の父萩太郎が後見人となる歌舞伎とい…

本は ~マレ・サカチのたったひとつの贈物

「マレ・サカチのたったひとつの贈物」 王城夕紀 著彼女と世界と、出会いと別れの話、かなポエミー過ぎて苦手な分野でした しかも量子論絡めちゃったからね もう訳わかんないから冷静な語り口は好き 思考を辿るエキサイティングな熱が今回は拡散しちゃった印…

本は ~ジェノサイド

「ジェノサイド」 高野和明 著ハリウッド映画のよう ザ・エンターテイメント、です実はこれ大分前に読み終わってたんだけど、面白すぎて一気読みして満足してたら感想書くの忘れてて、もう細部がわからないわどうしよう、ってなってます(笑)もうあらすじはそ…

本は ~陰陽師

「陰陽師」 夢枕獏 著 失礼を承知で言いますが、梨木香歩の「家守奇譚」に似てる 喧騒から離れた屋敷 手入れのされていない草が生えるにまかせた庭と、そこに面した縁 訪れる友人 鬼や妖怪 噛み合っているのかいないのか、つらつら続く会話 前に感想を書いた…

本は ~みだら英泉

「みだら英泉」 皆川博子 著英泉を知ったのは杉浦日向子先生の漫画「百日紅」ででした その杉浦先生の英泉が好きだったので、耽美派の皆川先生だとどうなるのかと思ったら、以外にもそんなに印象は変わらなくてうれしい驚きでした 英泉は現代では美人画に定…

本は ~雨宿り

「雨宿り」 宮本紀子 著んー、渋いなぁ 読ませる筆力があるのはよくわかる 落ち着いたいい文だと思う けどなー、これはおばあちゃんになってから読んでもいいな、と思うくらいどきどきしない挫折しました短編が5つ どれも男女のあれやこれやなんだけどちょ…

本は ~歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド

「歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド」 大矢博子 著書評家の大矢博子さんの著書です ミステリーにも造詣の深い方ですが、今回は歴史・時代小説に絞ったガイドですウェブで連載していたものに大幅に加筆したもの ってかほぼ初見なんじゃ・・・テーマ…

本は ~エースナンバー

「エースナンバー」 須賀しのぶ 著「夏は終わらない」も読みました 「雲は湧き、光あふれて」に続くシリーズで全3冊 もう続きは出さないのかな? 「雲は~ 」では短編が3つ それぞれ戸城高校、三ツ木高校、普川商の話 普川商だけは時代が違って戦時下後の…

本は ~刑事の勲章

「刑事の勲章」 横山秀夫 著買うときメンドーでよく確認しなかったんだけど、これは単行本未収録の短編だったみたい失敗した200円で買ったんだけど短編を200円で買ってたらハードカバーが買えちゃうよ2016年にドラマ化されたようです横山秀夫らしい、警察官…

本は ~鍵の掛かった男

「鍵の掛かった男」 有栖川有栖 著久しぶりに有栖川有栖を読んだこんなにクドくて背中が痒くなる感じだったっけ? 前はここまでひどくなかったような・・・セリフも、主人公有栖川の一人称なので地の文も、とにかく気味が悪いほどバカ丁寧に全て(以上に普通…

本は ~戦闘妖精 雪風

「戦闘妖精 雪風」 神林長平 著「グッドラック」と2冊続けて読みました雪風は1984年の作品 私が読んだのは加筆修正されて2002年に出た改訂版です グッドラックは1999年に発表されたもの 機械と人と意識と存在の曖昧な関係が神林長平らしいSFです地球に異星…

本は ~四度目の氷河期

「四度目の氷河期」 荻原浩 著 渉(ワタル)の4歳頃から17歳までの物語渉は幼稚園の教室でじっとしていられない 突然奇声を発したり園庭を走り回ったり、所謂問題行動の多い子供 そして母と二人暮らしの彼はなぜか自分の父親はクロマニヨン人だと思い込み、再…

本は ~北北西に曇と住け

「北北西に曇と住け」 入江亜季 著 ねえ、まずなによりも聞きたい 曇りの曇が雲じゃないって気付いてた? テレビのCMを見て買いました CM通りの雰囲気でいい現在2巻まで発売されてます入江亜季初読みなのですが、なんだか古い懐かしいカットやコマ割り、あ…

本は ~猫が足りない

「猫が足りない」 沢村凛 著 就職が決まらないまま大学を卒業した知章(ともあき)が主人公 日常の謎系です 短編が6コ入ってます 二つ目で挫折一つ目は小さな驚きもあって面白かったけど、一転二つ目はワトソン役の勘違いな推理を延々聞かされる話だった 耐え…

本は ~史上最強の内閣

「史上最強の内閣」 室積光 著 うわーなにこれおもしれータイトルと表紙からフザケまくってるのかと思ったら、たしかに最初はそうだったけど予想外にシリアスだったよ あやうく泣かされそうになったよタイムリーなことにまたもや敵(笑)は北朝鮮 ミサイル防衛…

本は ~雲は湧き、光あふれて

「雲は湧き、光あふれて」須賀しのぶ 著 ラノベ時代から須賀しのぶは読んでるので、青春・群像劇・高校野球、と来たら面白くないわけないと安心して読んだ思った通り いいねー青春だねー短編が3コ入ってます でもその3コ目、さらに戦争ってキーワードがプ…

本は ~迎撃せよ

「迎撃せよ」 福田和代 著 最初から最後までノンストップ ミサイル防衛の最前線にいる自衛官が主人公北からまたミサイルが発射された いつもと同じく海へ落下したがいつもと様子が違う 北の将校が非公開で処刑されクーデターが疑われる中、自衛隊基地から一…

本は ~十二単を着た悪魔

「十二単を着た悪魔」 内館牧子 著源氏物語を読んだことがありません 長く生きてると勝手にあらすじくらいは耳に入ってきますが、まったく面白さを感じられなかったので読む気にもならず内館牧子も初読みです イメージは揺るがない力量 だからつまんないかも…

本は ~こちらあみ子

「こちらあみ子」 今村夏子 著 うーん、よくわからなかったあみ子はとっっても変わった女の子 たぶんあみ子の状態には名前を付けられるんだろうけど、その名前を出さずにそういう子を主人公にすると、小説としては意味がなくなるなぁと思うの これがとっって…

本は ~岩窟姫

「岩窟姫」 近藤史恵 著面白かった 久しぶりにミステリーらしいものを読んだアイドルだった蓮美(れみ)は、同じくアイドルだった友人沙霧(さぎり)が自殺したことにより人生が一変する 沙霧は蓮美に虐められていたと日記を残していたのだいったいなぜ蓮美は自…

本は ~本所おけら長屋

「本所おけら長屋」畠山健二 著本屋で並んでるのを見て気になっていた所、一話だけの無料お試し版というのがあったので読んでみた ぶっきらぼうで台本みたい 小説になってないよこれじゃあ 自分でも落語をモチーフにしたと言ってるんだけど、まさしく咄家の…

本は ~機巧のイヴ

「機巧のイヴ」乾緑郎 著 惜しい それでなくても軽めのSFはアニメっぽくなりやすいのに、一番説明の難しい所にあえて言及して「よくわからないがなぜか」とやってしまっては全てが台無し舞台が江戸(らしき時代と場所)なのには驚いた 世界をあんまり作りすぎ…

本は ~献灯使

「献灯使」 多和田葉子 著 震災を題材に書くのは大変難しいことだと想像できるけど、ここまで書くならここまでぼやかす必要があったのかなと少し疑問同じ世界を舞台にした短編がいくつか入ってるんだけど、タイトルの「献灯使」が中では一番かな 後半は飽き…

本は ~沈黙の書

「沈黙の書」乾石智子 著オーリエラントシリーズの5作目です あとがきでオーリエラントの名前の由来が明かされてて面白かった安定のハイファンタジーです でもこのシリーズ、毎回時代がだいぶ離れてるので、たとえば伝説なんかで出てきたことのある名前だと…

本は ~琉球処分

本のレビューを書き込むサイトがいくつかありますが、私もある所に時々書いてます でも読めなかった本は、読んでもいないのに何を書いてもレビューにはならないと思ってそこには書いてなかったんですが でもさ ここにならいいんじゃないか、ということで最後…

本は ~晴れたらいいね

「晴れたらいいね」藤岡陽子 著 看護師の紗穂は病院にいる時大きな地震に遭遇し、その衝撃で戦時中のマニラにタイムスリップしてしまう しかも地震のとき目の前にいた患者の雪野サエとして戦時中に国外で活動してた看護師が主人公というのは新しいけど、ただ…

本は ~あやめ横丁の人々

「あやめ横丁の人々」 宇江佐真理 著 宇江佐先生お得意の市井の人々の話かと思ったら、今回は大分毛色が違いましたその横丁の人々は何かしら"死"に加害者として関わる者たちなのです宇江佐先生は後書きで「思えば何と悲しい小説を書いたのだろうと、今は少し…

本は ~静子の日常

「静子の日常」 井上荒野 著井上荒野は初読みです もっと荒んだ雰囲気を想像してたら違ったまさか著者の名前からの連想だったのかな? やー、面白かったです 静子さんは息子家族と暮らし始めて、週に1回スポーツクラブのプールに通ってます 話はショートシ…