ふつーの日、大事な日

なんだか最近すごくて輝いてて元気でパワフルな人しかいないみたい。。。。 私みたいなダメ人間もいるんですよ、という密かなシュチョー

本は ~夢胡蝶

羽州ぼろ鳶組シリーズ 「夢胡蝶」今村翔吾 著 いつもシリーズ物はひとつひとつの感想を書かないのですが、ちょっとつぶやきたくて 名前に惑わされてみんな年寄りに思える問題 です これはほんとに困ります だって大店の当主で物腰は柔らかく店を繁盛させる商…

本は ~罪の声

「罪の声」塩田武士 著 実際にあったグリコ・森永事件をベースに、わかっている限りの情報には忠実に書いてるみたい だけどさて、結論から言うと、うーん、本当にあった事件を下敷きにする必要はなかったんじゃないかな 歴史的、政治的な事件ならまだしもね …

本は ~夏空白花

「夏空白花」 須賀しのぶ 著 さて、今度は日本の二次大戦直後の話ですんー、野球に興味がないとちょっとつまんないかなー主人公が甲子園に思い入れのある人物なので、もう少し外からの視点がほしかった戦後すぐに高校野球の復活に動き出す話なんだけど、主人…

本は ~「神の棘」ハードカバーと文庫

「神の棘」須賀しのぶ 著 とうとう読みました。 文庫は読んでいたのですが、今回はハードカバーです 以前ネットで瀧井朝世さんが聞き手のインタビューで、文庫にする際すごい加筆修正をしたというのを知ってハードカバーを買ってあったのです でも読むと非常…

本は ~いくさの底

「いくさの底」古処誠二 著ミステリーでした著者の一連の戦争ものかと思いましたが、これは舞台が戦地なだけで純粋にミステリーですね場所はビルマ(現ミャンマー)なので浅い知識しか持たない私は、日本軍は補給もままならず飢えと風土病と味方の無策によって…

本は ~海の見える理髪店

「海の見える理髪店」荻原 浩 著ちょっと実験なのか挑戦なのかそれともただの気分なのか、いつもと違った雰囲気のものが多い短編集違うんだな、と思いながら読まないと読み方を間違うのでご注意を でもうまい作家なだけに、こういう置きにいく感じのいい話は…

本は ~鳳凰の船

「鳳凰の船」 浮穴みみ 著 この作家は初読みです今まではどうも惹かれなかったんだけど、今回は、、、あれ、どうして読みたいと思ったんだっけ?買ってすぐ読むってことがないから、なぜ読みたいと思ったかは忘れがち もったいない さて、「鳳凰の船」短編集…

本は ~鬼煙管

「鬼煙管」今村翔吾 著羽州ぼろ鳶組というシリーズの4巻目このシリーズの感想をひとつも書いてなかったので もうすんごく面白いですたしかこのシリーズがデビュー作だったと思うけど、素人臭さはなくすばらしく安定感のある筆致江戸の火消しの話ですが、よ…

本は ~竈河岸

竈河岸(へっついがし) 宇江佐真理 著ついに読み終わってしまいました 伊三次のシリーズの最終巻ですハードカバーでは「竈河岸」の次に「擬宝珠のある橋」が出てたのでもう一冊読めると思ってたのに、擬宝珠には他の作品も入れて一冊にしてたんですね まだ読…

本は ~雪の鉄樹

「雪の鉄樹」遠田潤子 著 ダメでした が、気づくのが遅くてほぼ全部読んじゃったいい話と悲劇を小説にするのは、センスと純粋に小説の技術が必要だと思うだってフィクションなんだからいくらでもマンガみたいな(悪い意味で)展開にできるわけじゃない以前知り…

本は ~裁く眼

「裁く眼」我孫子武丸 著 裁判の時の様子を絵に描く法廷画家の仕事をすることになった主人公 始めての仕事で画いた絵が昼のニュースで使われた直後、自宅前で何者かに襲われて頭を強打する 犯人はなぜ主人公を襲ったのか? 以前法廷マニアをルポした本を読ん…

本は ~「眩」

「眩(くらら)」 朝井まかて 著 葛飾北斎の娘お栄のはなし最近は北斎が注目されてるのでお栄も有名になりましたねこの時代の画家は仕事を弟子と一緒にするので、北斎が人物だけ書いて背景や着物の模様は弟子任せ、なんて当たり前 スタッフをたくさん使う漫画…

本は ~北北西に曇と住け3

前はここに本の感想を書いてたんですが、読むペースが落ちてからはさっぱり上げてませんでした。一応読んだ後は忘れないようにざっくり感想を書いてあるんですが、あまりに時間がたつともーどーでもいーかなー、というのばかりで、まあ要するにすっごい面白…

今日は ~表紙は落ちたよ

この前ここで紹介した、電子書籍の表紙募集残念ながらかすりもしませんでした(笑)まあ、今まで描いた絵の中から選んだので、本に合わせて描いた訳じゃないから、きっと選んだ人はなぜにこれを?って思ったんじゃないかな で、落ちたから言う訳じゃないけど、…

本は ~ばらかもん

ばらかもんが終わってしまいました読み始めたのは、たまたま1巻を書店で見かけてなんとなく買いました ジャケ買いですね読んで初めて書道が関係すると知りました 丁度その時書峰社で習ってたのでタイムリー島の子供たちと戯れる都会の疲れた大人、という構…

本は ~読みどきってあるよね

江戸を造ったという話を似た時期に二人の作家が書いていて、どちらの著者もあまり読んだことがなかったし書評を読んでどっちだったか面白そうと思ったので、文庫になったらぜひ一緒に読もうと思ってましたひとつ文庫になったので買ってありますそしてこの年…

今日は ~小学館の回し者

電子書籍で面白いことやってますね下村敦史著「悲願花」という作品 紙のハードカバーはもう出版されてて、その電子書籍のカバーを募集してます 電子も既に購入できますが、カバーは仮になってて選考結果発表後に差し替えられるんだってびみょーですよね 紙の…

本は ~ディーセント・ワーク・ガーディアン

「ディーセント・ワーク・ガーディアン」 沢村凛 著あれ、なにこれ面白い いわゆるお仕事小説ではありません みんながんばってるから私もがんばろう、みたいな元気をもらう系ではなく、もっと社会派で読みごたえのあるちゃんとした小説でしたこれ、文庫の表…

本は ~残穢

「残穢(ざんえ)」 小野不由美 著怖くなくてよかった~(泣)普通なら不満なんでしょうけど、この著者の「屍鬼」はかなり怖かったから覚悟してたんです 読むのも昼間だけにしたりして(笑)たぶん怖いように書くことはこの著者にとっては簡単だったと思うんですが…

本は ~胡蝶殺し

「胡蝶殺し」 近藤史恵 著歌舞伎の家に生まれた俊介と秋司 俊介はあまり歌舞伎に興味がないのか、稽古には身が入らない 同じ6才の秋司は話し方もしっかりしていて、躍りも驚くほどうまい そんな秋司の父が亡くなり、俊介の父萩太郎が後見人となる歌舞伎とい…

本は ~マレ・サカチのたったひとつの贈物

「マレ・サカチのたったひとつの贈物」 王城夕紀 著彼女と世界と、出会いと別れの話、かなポエミー過ぎて苦手な分野でした しかも量子論絡めちゃったからね もう訳わかんないから冷静な語り口は好き 思考を辿るエキサイティングな熱が今回は拡散しちゃった印…

本は ~ジェノサイド

「ジェノサイド」 高野和明 著ハリウッド映画のよう ザ・エンターテイメント、です実はこれ大分前に読み終わってたんだけど、面白すぎて一気読みして満足してたら感想書くの忘れてて、もう細部がわからないわどうしよう、ってなってます(笑)もうあらすじはそ…

本は ~陰陽師

「陰陽師」 夢枕獏 著 失礼を承知で言いますが、梨木香歩の「家守奇譚」に似てる 喧騒から離れた屋敷 手入れのされていない草が生えるにまかせた庭と、そこに面した縁 訪れる友人 鬼や妖怪 噛み合っているのかいないのか、つらつら続く会話 前に感想を書いた…

本は ~みだら英泉

「みだら英泉」 皆川博子 著英泉を知ったのは杉浦日向子先生の漫画「百日紅」ででした その杉浦先生の英泉が好きだったので、耽美派の皆川先生だとどうなるのかと思ったら、以外にもそんなに印象は変わらなくてうれしい驚きでした 英泉は現代では美人画に定…

本は ~雨宿り

「雨宿り」 宮本紀子 著んー、渋いなぁ 読ませる筆力があるのはよくわかる 落ち着いたいい文だと思う けどなー、これはおばあちゃんになってから読んでもいいな、と思うくらいどきどきしない挫折しました短編が5つ どれも男女のあれやこれやなんだけどちょ…

本は ~歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド

「歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド」 大矢博子 著書評家の大矢博子さんの著書です ミステリーにも造詣の深い方ですが、今回は歴史・時代小説に絞ったガイドですウェブで連載していたものに大幅に加筆したもの ってかほぼ初見なんじゃ・・・テーマ…

本は ~エースナンバー

「エースナンバー」 須賀しのぶ 著「夏は終わらない」も読みました 「雲は湧き、光あふれて」に続くシリーズで全3冊 もう続きは出さないのかな? 「雲は~ 」では短編が3つ それぞれ戸城高校、三ツ木高校、普川商の話 普川商だけは時代が違って戦時下後の…

本は ~刑事の勲章

「刑事の勲章」 横山秀夫 著買うときメンドーでよく確認しなかったんだけど、これは単行本未収録の短編だったみたい失敗した200円で買ったんだけど短編を200円で買ってたらハードカバーが買えちゃうよ2016年にドラマ化されたようです横山秀夫らしい、警察官…

本は ~鍵の掛かった男

「鍵の掛かった男」 有栖川有栖 著久しぶりに有栖川有栖を読んだこんなにクドくて背中が痒くなる感じだったっけ? 前はここまでひどくなかったような・・・セリフも、主人公有栖川の一人称なので地の文も、とにかく気味が悪いほどバカ丁寧に全て(以上に普通…

本は ~戦闘妖精 雪風

「戦闘妖精 雪風」 神林長平 著「グッドラック」と2冊続けて読みました雪風は1984年の作品 私が読んだのは加筆修正されて2002年に出た改訂版です グッドラックは1999年に発表されたもの 機械と人と意識と存在の曖昧な関係が神林長平らしいSFです地球に異星…