ふつーの日、大事な日

なんだか最近すごくて輝いてて元気でパワフルな人しかいないみたい。。。。 私みたいなダメ人間もいるんですよ、という密かなシュチョー

本は ~静子の日常

「静子の日常」 井上荒野

井上荒野は初読みです
もっと荒んだ雰囲気を想像してたら違った

まさか著者の名前からの連想だったのかな?


やー、面白かったです
静子さんは息子家族と暮らし始めて、週に1回スポーツクラブのプールに通ってます
話はショートショートのような連載エッセイのような短いものが話し手を変えながら続いていきます
静子さん、嫁の薫子、息子の愛一郎、孫のるか
大きな事件は起きないけど、まあ小説なのでふつーとは少し言えない小さな、いや本人には小さくない色々がちょいちょい出てきて飽きません

この前ドラマ化されてた、奥田英郎の日常系に雰囲気が似てるかな

井上荒野を初めて読むのにこれがいいかはちょっとわかりませんが、他のも読みたくなりました

ひとつだけ、新聞配達青年、なぜ少年じゃないのに新聞配達をしてるのか気になったんだけども