「晴れたらいいね」藤岡陽子 著
看護師の紗穂は病院にいる時大きな地震に遭遇し、その衝撃で戦時中のマニラにタイムスリップしてしまう
しかも地震のとき目の前にいた患者の雪野サエとして
戦時中に国外で活動してた看護師が主人公というのは新しいけど、ただあまりにも汚いものの描写を避けてしまったために、臨場感がまるでなくて悪い意味で少女漫画みたいになってしまった
せっかくのタイムスリップものなのに、現代との考え方や常識のギャップも書き方が浅く、そのせいか人物の肉付けが物足りない
しかも、なんとドリカムの晴れたらいいねを小道具に使っちゃった
アザと過ぎてびっくりしたよ
うーん、小学生向きかな