ふつーの日、大事な日

なんだか最近すごくて輝いてて元気でパワフルな人しかいないみたい。。。。 私みたいなダメ人間もいるんですよ、という密かなシュチョー

本は ~夢胡蝶

羽州ぼろ鳶組シリーズ
「夢胡蝶」今村翔吾 著


いつもシリーズ物はひとつひとつの感想を書かないのですが、ちょっとつぶやきたくて


名前に惑わされてみんな年寄りに思える問題


です



これはほんとに困ります


だって大店の当主で物腰は柔らかく店を繁盛させる商才があって事件の解決のためなら吉原で惣仕舞(妓楼一軒を一晩全て買い切ること)する費用をぽんとくれちゃう豪快さで名前が彦右衛門(ひこえもん)

絶対おじいちゃんじゃん
ご隠居様って感じじゃん

話し方も豪商らしく丁寧で貫禄があるから、おじいちゃんでなんの違和感もない


それなのに24歳って!


下村彦右衛門(24)
って全部につけてほしい


時代物は年齢がどうしても頭に入らない人物が何人かはいるんだよなぁ


あ、このシリーズは相変わらず面白いです
今回は今までに比べるとコンパクトにまとまった感じだけど、うまい作家によくあるやっつけ感はまるでなし
まあでも、ちょっとサービスが足りなかったかな
肝心のシーンが省略されてるなぁと感じてしまった
けどほんとにうまい
このシリーズも、まだ読んでない他の作品もたくさんあって楽しみ~