すごい
面白い
この著者は初読みなんですが、なぜかこれシリーズ２作目らしい
あれ？
話が進むにつれていろんなジャンルが出てくるんだけど、不思議と無理矢理感がない
だって事件がそうなんだもん、という展開に主人公と一緒に「なにがどうなってるんだ」と困惑しながらもどんどん読んじゃう
キャラも大分変わった人たちが出てくるけど、立ちすぎず調度いい
「スロウテイルの消失点」を本屋で見かけたのがこの著者との出会い
タイトルとカッコいい表紙で気になった
調べてみたらスワロウテイルはシリーズものの何作目かだった
でも文庫になっている既刊の表紙の雰囲気が全く違ってびっくり
たぶん文庫は目にしたことがあったかもしれないけど、間違ってもジャケ買いしたくはならない感じで意識に止まらなかったんだろう
もったいない
文庫の表紙は中身と違いすぎ
あんなキャラを掴めてないイラストにするなら絵なんかつけなくていいのに
この作品、ミステリー系にしては気持ちよく読めたのは、超越者としての作者の視点を感じさせないからかも
どんな作品でも作者は見えるものなのに
あ、私が作者の情報を持ってないからか？
え、それだけでこんなに気持ちよく読めるものか？
うーん、それとは違う気がするなぁ
